京都観光あれこれ 〈イノダコーヒ〉

スマホで何の調整もせず撮影。惜しかった、白っぽくなってしまった。

イノダコーヒ。こちら喫茶店ですが、京都に何回か行ったことのある人、もしくは京都観光を予定していて観光本を細かく見ている人なら、地元人以外でも知っている人は多いと思います。京都を代表する喫茶店の一つであり、昭和15年の創業という歴史を持ちます。その創業当時からコーヒー豆の選定、ネルドリップ式と言ういれ方、ミルクと砂糖を最初から入れて出すと言う提供の仕方まで、こだわり抜いた喫茶店としての存在がうるさい京都人たちに受け入れられています。

そしてここは本店。各支店は他の喫茶店とそう多くは違わないですが、ここ本店はなかなかの雰囲気です。

通りから見た外観は京町家の長屋を改造したかのようなファサード。店内の写真しか見たことのない観光客にとっては意外すぎます。暖簾をくぐって入店すると、写真で見た通りの極めて現代的な内装にちょっとホッとします。そして想像を超える広さと華やかさと賑やかな店内に嬉しくもなります。

店内は割と混んでいて、禁煙、喫煙の希望を聞かれるので、禁煙を指定。すると、クラシカルな内装の席もあると案内されるので、迷わずクラシカルな席へ。これがメディアなどでも頻繁に登場する赤のギンガムチェックの内装の席だと予想すると、正にそうでした。

スマホでサッと撮ると構図の調整がなってないですね。堺町通りに面した入り口

イノダコーヒ。「コーヒー」と表記しないのはなぜか?疑問には思っていますが、理由は不明。1940年頃の創業なので80年以上の歴史があります。その当時に設立されたので、時代を感じる表記のまま来ているという理解でよろしいのでは、と思ったりします。

iPhone12 pro maxで広角モード使用で撮影。かなりの広角撮影が可能になる。

案内された席はクラシカルなエリアの最奥の席。雰囲気を感じる最高のロケーションと言ったら大袈裟でしょうか。ちょっと低めのテーブルが、椅子とのバランスが今ひとつしっくり来ないと思いつつも、暖色系の落ち着く内装のお陰でこんな感じの京都も悪くないなと思いつつ、ちょっと長居をしております。

オーダーしたのはナポリタンですが、メニューでは「イタリアン」という名称です。濃いめケチャップ味のもっちり太麺ナポリタンがシルバーの器に盛られて、見た目だけでも正解の獲得を感じます。

コーヒーはオリジナルの厚めのカップで提供され、基本的にはミルクと砂糖入りですが、オーダー時に聞いてくれるので好みでブラックも可能です。

なぜか自然と雰囲気に引きずられてコーヒーがとても美味しく感じます。元々美味しいのであるとは思いますが。

コーヒーとイタリアン、そしてクラシカルな空間でのひととき。1600円とちょっとです。

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