
醍醐味の寺巡り
現代の街の至る所に普通に存在する寺ですが、そこには想像を絶する果てしない時間の流れが積み重なっていて、時代の変遷と共に変化する人の価値観や、科学的根拠に頼る固定概念などをも意に介さないと言う威厳を感じる佇まいが、そこにはあります。この気概に触れるのが寺巡りの醍醐味と言えます。

カメラについて
【デジカメはSONYのみ】NEX5、α6500、α65、α77、RX100-3、RX100-6、α7Ⅱなど数台のSONYのデジタルカメラを使ってきました。SONYのデジカメは旧ミノルタからの流れを受け継いでおり、αというブランド名はその名残りです。

【SONYを選ぶ理由①】特にSONYの良い点が2つありまして、ひとつ目は色がいい事です。画像の色合いは個人の好みで大きく左右されるとは思いますが、自分には合う色です。明暗をはっきり、暗いところはグッと暗く写すが黒く潰さない。全体的に艶やかで濃く、しっとりとした印象の画となると感じています。

【SONYを選ぶ理由②】いわゆるミラーレスカメラです。ファインダーを覗いた画像が、自分でカメラに対して設定した内容を反映した画像になります。これですと撮影時に絞りやホワイトバランスなどを設定変更した場合、その内容が反映された画像を見ながら撮影できるので撮影後の結果の画が大方わかります。ボケ具合やホワイトバランス結果、露出補正結果などが撮影前にわかるのは、光学ファインダー機では味わえないダイレクト感だと感じます。

西国三十三所・観音巡礼
四国の八十八所のお寺巡りは『お遍路』などと言って、テレビでもよく取り上げられるので全国的に有名です。これと同じように関西の京都、奈良、和歌山、兵庫、大阪、滋賀、岐阜の7府県に渡って存在する三十三所の観音様を祀るお寺を巡るのが西国三十三所です。こちら西国は約1300年前の草創で四国よりも歴史が深いのですが、お寺巡りをしている方以外にはさほど知られていないのが実情です。平安時代よりも前の718年に草創されましたが、その時には世間に定着せず、その270年後に花山法皇によって再開されて大きく発展しました。実質的には約1000年の歴史であると言えます。この西国三十三所の33のお寺を公共交通機関のみで参拝した際の印象を綴っています。

鎌倉・寺巡り
古都鎌倉は1185年あたりに幕府が成立したであろうとされており、現在までずっと歴史をつないできている街です。幕府の開設時期については、吾妻鏡などの文献や手紙や何らかの古文書などを頼りに推定しているに過ぎないのであって、元々教科書的には1192年であった幕府開設もいくつもの説が出て来ています。ですが、それでもおおよそ800年ほどの歴史がある街であると言えます。

鎌倉の街を歩いてこの800年の時間の流れを視覚的に感じようとすると、なかなか難しいのが現実です。源頼朝が築いた大路や小路、いにしえからの寺社、御家人ゆかりの史跡、石碑、供養塔などがあちこちにありますが、鎌倉時代建立のお堂や三門などの建築がほぼ皆無に等しい状況であり、古くても江戸初期あたりに再建されたものです。長谷大仏こそ鎌倉時代作の国宝として面目を保っていますが、他の国宝は円覚寺舎利殿(移築建築で非公開)と工芸品などのみいう状況です。
古ければ良いというわけではないですが、やはり当時のものが街にあったら鎌倉は今と違う印象だと思います。現在の鎌倉の印象は観光寺社があり門前町や参道の土産店、飲食店と組み合わせて楽しめる街と言った感じでしょうか。
それでも古都を訪れる魅力は、積み重ねられてきた歴史と独自の由緒をその場所場所で実際に感じられる事だと思います。そんなことで、実際に行かれる前に予備知識として入れていただければと。

京都・寺巡り
京都は対象の中心地が大都市となっていて、その中に突然のように古い建築が現れたりします。鎌倉のようにコンパクトにぎゅっと詰まった感じでなく、市内に大きく広くに点在していると言った感じです。これだけの大都市を形成する過程においての、効率重視でコストダウン優先の現代の建設潮流に飲み込まれてしまう恐れが大きかったにもかかわらず、これらの歴史的建造物が現存している事には驚きます。
世界的に名の通った有名寺院からひっそりと佇み、侘び寂びを感じるお寺までそれぞれに良さを持った古刹が、あちこちに散らばって全体として広く古都というイメージを構成しています。

このサイトでは、こう言った時間の流れの中を耐え抜いてその存在を保ってきたものを対象に、散歩しながら写真も撮りつつ持論を展開していくという趣旨です。