「散歩写真~西国三十三所編」カテゴリーアーカイブ

西国三十三所 第二十三番 勝尾寺

西国三十三所観世音菩薩巡礼第二十三番札所は応頂山勝尾寺(かつおうじ)です。アクセス難易度は★★です。阪急千里線の終点北千里駅もしくは北大阪急行線の終点千里中央駅から阪急バス29系統に乗車します。この29系統は北千里駅を始発として千里中央駅を経由して勝尾寺まで行きますのでどちらの駅から乗車しても大丈夫ですが、座りたいとお考えの方は北千里駅からの乗車がよろしいかと思います。ただしバス便の本数が少ないので時刻表(北千里駅)、(千里中央駅)をご確認の上お出かけいただく事をお勧めいたします。(いずれも29系統です。)

バス停でバスを降りて道路を渡るとすぐにお寺の入り口があります。入り口とはお寺さんにとっては変な言い方ですが、たいていのお寺はまず三門がありますが、こちらはまず入り口があってここで拝観料を納めると敷地内に入るという順序のため、なんとなくアミューズメントパークに入るような感覚です。

入るとまず、斜面に沿って木々の合間にお堂が見え隠れする高低差の演出が効いた、広大で優美な境内をバックに三門が建ち、印象的な雰囲気の大型の池には霧のスモーク演出が効果的で、入るなり圧倒されてしまいます。とにかくあらゆるところに演出がなされており、来る人を喜ばせるという発想が行き渡っています。

三門をくぐって池の周りを色々と見ているだけでも、木の樋で作った滝や弁天堂など見所があります。ですが取り急ぎ本堂を目指して斜面や階段を上がります。途中、「勝ちだるま」の奉納所がありますが、気になるのは境内のあちこちに無数に置かれた小さなだるまの置物です。

あらゆる所にだるまが。こうなるとどこに置くか迷う。

このあちらこちらに置かれた小さなだるまはおみくじの容器を兼ねていて、置き去ってしまうにはもったい無いほど良くできています。ただしおみくじは辛口のようですが。

勝だるまのだるまみくじで凶が出た、、、。

創建は古く奈良時代末期で、弥勒寺という寺号でしたが、天皇の病気平癒の功績により勝王寺の寺号を賜りましたが畏れ多いとして王の字を尾に変えたとの歴史があります。

十一面千手千眼観世音菩薩の御本尊を祀る本堂。

とりあえず本堂まで一気に登り、御本尊の十一面千手観世音菩薩にお参りします。朱塗りが鮮やかな本堂に安置されている御本尊は秘仏ですが、毎月18日の御縁日の日にご開帳されます。全国的に観世音菩薩を祀るお寺さんは縁日が毎月18日という例が多いですが、この勝尾寺が発祥だそうです。

斜面の途中にある多宝塔。
片手でお持ちだったんですね。
達磨禅師と目が合った。

こちら勝尾寺の宗派はどちらになるのだろうとホームページの略縁起を読んでみると、法然上人と関係が深いとのこと。こちらで4年間修行もされたということで浄土宗か、でもだるまがメインキャラのようになっている事を考えると達磨禅師の禅宗かと考えましたが、真言宗でした。

本堂の横には納経所。