西国三十三所観世音菩薩巡礼、第三番札所は粉河寺(こかわでら)です。アクセス難易度は★★(星2つ)です。JR和歌山線の粉河駅から徒歩15分ほどで行けますが、JR和歌山線が本数が少ないうえに運賃支払い方法がいまいちわかりずらい車内精算などのため星2つにしました。

創建以来朝廷や貴族の信仰を集めたこのお寺も戦国時代には多くの伽藍を失うこととなりましたが紀州徳川家の帰依を受けて西国三十三所随一の大本堂を今に伝えています。
朱塗りの三門(大門)は、高野山、根来寺に次ぐ和歌山県下三番目に大きい門です。門を抜けて進むとゆっくりと右に弧を描きながら川沿いに石畳を行きます。境内に川が流れているお寺も珍しいのではないでしょうか。

手水舎(ちょうずしゃ、もしくは、ちょうずや)の流水口がなかなか面白いデザインになっており蓮の花から水が出ています。そしてすぐにあるのが中門です。江戸末期の建築で、四天王像が祀られています。

中門をくぐると今度は左に進みます。すると本堂が見えてきますがその本堂の前に、大きな石を縦に並べたり蘇鉄の木を植えたりと、本堂前にしては珍しい形式の庭園があります。こちら約400年ほど前に作庭された粉河寺庭園だそうです。本堂右手には大きな楠があり鐘楼も目に入ります。こちらの梵鐘は撞くことができるので、参拝の前に是非撞いてみましょう。


粉河寺の御本尊も秘仏であり、しかも絶対秘仏として今までご開帳されたことはありません。御本尊は見られませんが、他に多くの仏像があるので見忘れないようにしたいです。左甚五郎(ひだりじんごろう)作と伝わる「野荒らしの虎」の木像彫刻は、夜になると寺を抜け出すということから、目に釘を打たれているという有名な像で必見です。




粉河寺御詠歌。父母の恵みも深き粉河寺ほとけの誓ひたのもしの身や